メンタルヘルス全般

仕方なく生きている心理④ ~リフレッシュできない~

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 この記事は「仕方なく生きている」とリフレッシュが出来ないのではないかという僕の考えを書いていきます。

 僕の職場では今は比較的業務負荷が落ち着いており、休暇を積極的に取ってリフレッシュすることが推奨されています。

 僕は仕事は忙しくないのですが、この流れに乗って昨日、一昨日と山口の湯田温泉で2泊してきました。

 ただ、僕の場合、その時は楽しかったのですが、昨日家に帰って、今日朝起きると「また仕事か。。。」とか「課長に業務上の相談があるけど、また色々言われるのではないか」と思って落ち込み、リフレッシュして仕事を頑張ろうという気にはなりませんでした。

 今までの経験でも、休暇とっても、休暇最終日には「休みを満喫した。また明日から頑張ろう」と思うのではなく、「あー、休暇終わるなぁ~。また明日から仕事か。。。」と思うことが多いです。

dobbyの例

 僕が休職したのは2021年9月のことです。夏休みが終わって2週間ぐらいで給食になりました。その経緯は以前の記事を参照ください。

dobbyが休職に至るまで  自己紹介の記事やプロフィールにもある通り、私dobbyは2021年9月から休職に入っており、現在も休職中です。今回は休職に至る経緯に...

 

 上の記事の通り、夏休み自体はすごく楽しく過ごせたように思います。ランニングしたり、いろいろなところを見て回ったり。

 しかし、夏休みが終わりに近づくに連れ「これが終わるとまた、嫌な仕事をしていかないといけない」とか「引き継ぎの件、どのように話を進めたらいいのかわからない」ということをふと思い出すようになり、気分が苦しくなっていきました。夕日を見ながらなんか悲しくなって泣いたりしてました。

 なので、楽しかった経験がリフレッシュにはつながらず、むしろ楽しいことが終わってしまうことでどんどん落ち込んたように思います。

気分転換はできる

 上記の記事でも、今回の旅行でもそうなのですが、気分転換はできます。以前の記事で休職中の旅行について取り上げましたが、悩み事をその時は考えずに済みます。

休職中の旅行について  この記事ではメンタルヘルスの不調で休職中の自分が、旅行に行くことの是非を考えた記事になります。休職者の旅行については、賛否が分かれる...

 旅行に限らず、自分の好きなことをしていると、普段の仕事のストレスやわずらわしさからは開放されます。

ただ、頑張るエネルギーはたまらない

 ただ、気分転換が出来たとしても、その仕事のわずらわしさやストレス、悩んでいることが根本的に解決できているわけではありません。

 結局気分転換は出来ていても、「仕事が嫌だなぁ~」ということをふと思い出して落ち込んでしまいます。

 頑張るエネルギーというのは、煩わしいことに対しても面倒くさがらず、前向きに解決しようという気持ちがあることで溜まっていくものだと思います。

 たとえ一時的に気持ちが後ろ向きになっていても、主体的に取り組みたいことだからこそ、落ち込んだとしてもリフレッシュすることで頑張るエネルギーが回復していくように思います。

 それが「仕方なく生きている」心理を持っていると、頑張るエネルギーがたまることはありません。気分転換に好きなことをしている途中でも、嫌なことを思い出しては反芻して、落ち込んでいく感じがします。

単なる現実逃避にしかなっていない

「休日も休みたくない」心理  この記事ではメンタルヘルスの不調で休職中のdobbyが、「休日も休みたくない」という心理について、自分の休職前を振り返りながら書いて...

 上記に書きましたが、何か行動をしていないと落ち着かない癖が自分にはあります。

 それは、本業につながる悩みを解決するために落ち着かなくなっています。

 一方で、悩みを考えてたくない思いもあり、休日については、趣味とかリラックスとかに逃げているように思います。

 仕方なく生きている、いろいろなことに対して前向きな気分になれないと、好きなことをしていても、現実逃避しているだけとしか思えないです。

まとめ ~本業で前向きにならないとリフレッシュできない~

 以上で、仕方なく生きているとリフレッシュできないことを書きました。

 結局は本業に対して前向きになっていないと、趣味とか休んでいても気力の回復にはつながらないように思います。

 第一、好きなことに没頭できません。現実逃避にしかなっていないんじゃないかという考えから、「こんなことしていて良いのだろうか?」「本業のことを解決するためになにか考えなくちゃ」と思ってしまいます。

 結局、「仕方なく生きている」心理だと、「何かしなければならない」と急かされてしまいます。これは、前向きになっていないことから来る焦りかもしれません。