今年も誕生日を迎えました。僕の誕生日は4/1です。
ただ、誕生日を迎えても、いろいろと不安になることも多く、相変わらずメンタルが不安定の状態です。
この1年もいろいろな困難に向き合って生きていかないといけないと思うと、不安になります。
そのため、不安と向き合うことを取りあげます。
不安とは?
「不安だ、不安だ。」と僕はいつも言っていますが、どのような状態が不安なのだろうと思って調べました。
不安 – Wikipediaによると、
心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。
または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚である。
とあります。
不安を感じること自体は悪いことではないと言われます。不安を感じることで「どうしたらいいのか」考えることが出来ます。適度な不安は、適切な行動を取るために必要なことだと言えます。
ただ、過度に不安を感じてしまうと、精神的な不安から、心と体に様々な不快な変化が起きてしまいます。
心の場合だとうつ状態になったりすることであり、体の場合だと不眠であったり、食欲不振であったり、自律神経の乱れを引き起こすことになります。
不安は死なない限りなくならない
この不安ですが、「生きている限り不安は絶対になくならない」と思っています。
なぜなら、不安の種はあらゆるところにあるからです。
- 仕事の課題解決の不安
家庭の不安
人間関係の不安
将来生き続けることへの不安
大なり小なり生きていると不安の種は尽きないです。一つの不安は減っても、また明日違う不安が発生してしまいます。
そして、「生きている限り不安は絶対になくならない」として、死のうとしても死ぬこと自体への不安も付きません。
死んだらどうなるかという不安
後悔する不安
死にきれなかったときに更に生きることがつらくなる不安
など、死んで不安を消すということも至難の業です。
発達障害と不安
そして、発達障害の困り事があると、不安が増幅してしまいます。発達障害の二次障害の原因にもなります。
発達障害の人は定型発達の人がしないようなミスもしてしまいます。いつ、どこで、何を失敗するのかわからないですし、ミスがいつ発覚するかも予想が付きません。
「わからないことがあるから不安が発生する。」ということが正常発達の人に対して多すぎるのです。
不安を軽くする方法
このように不安にさいなまれると厄介ですが、不安を軽くする方法はいくつかあります。
行動する
「なぜあなたの不安は消えないのか」精神科医が教える3つの科学的対処法 インプットよりアウトプットを大切に | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) によると、「不安を脳科学的にザックリと言えば、ノルアドレナリンの分泌」ということです。
人間が緊張、不安、恐怖の感情を持つとき、脳内物質のノルアドレナリンが分泌されます。ノルアドレナリンは「闘争か、逃走か」の物質と言われ、行動を促します。
不安の際に行動するエネルギーになる物質ですし、逆に言えば、行動しないと消費されません。
このノルアドレナリンがある状態で「どうするか、どうするか」と悶々と考えても、行動していないので解決に繋がりません。それどころか不安は強くなります。
対応の仕方を知る
リワークのグループミーティングにおいて、「わからないことがあるから不安が発生する。」と言われた方がいました。 確かにそうだなと思います。
不安になりそうなことをシミュレーションしておいて、どんな対応ができるか考えておくことで、不安を軽くすることが出来ます。
アウトプットする
先に書いた通り「言わない」「書かない」「行動しない」状態では、現実はまったく変わらず、状況は好転しません。
対応を知ると言ってもただ頭の中で考えるだけでは状況は何も変わらないのです。
しかも、頭の中で考えているだけだと、下記の通り反芻思考におちいってしまい、ますます不安が増幅してしまいます。
だから、思考を外に出すようなアウトプットの行為が不安を軽くするために必要です。
まとめ ~不安からは逃げられないのだから向き合う~
以上で不安について書いていきました。
振り返ると、楽を死体がために不安を避けてきたので、もっと大きな不安を呼んでしまったように思います。
「行動していない」とか、そう感じました。
ただ、先に書いた通り、不安は死なない限り絶対になくなりません。そうであれば、逃げずに向き合って、どう生きて行くか、考えないといけないと思います。