今週はGW真っ只中です。
僕の職場は暦通りで5/1、2は出勤でした。しかし、本社や他の職場はすべて5/1,2は休日で、9連休となっており、あまり出勤してもやることはありません。
そのためか、僕の職場でも休暇やテレワークを選択する人が多いです。
特に単身赴任している人や、実家に帰る人は帰省先からテレワークをしています。(僕の上司もそうでした。)
ただ、僕は「自分の働き方と合わない」と感じていることから、テレワークに抵抗があり、両日とも出社していますし、復職時からテレワークをしていません。
そのため、今回はテレワークについて書いていきたいと思います。
テレワークとは
総務省|ICT利活用の促進|テレワークの推進 (soumu.go.jp)によると、テレワークとは、「ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」とあります。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う出勤抑制の方策として特に注目をあびるようになりましたが、労働者個々の生産性を上げる点で有用であり、コロナウイルス感染が落ち着いても推奨されています。
テレワークのメリット
企業に務めている労働者の働き方という観点に絞って、テレワークのメリットを書いていきます。
通勤時間の削減
まず、メリットとして挙げられるのは通勤時間の削減です。
通勤している間はどうしても行動が限られます。
車の場合は運転しなければなりません。
公共交通機関については通勤ラッシュに巻き込まれてしまいます。
通勤時間が削減されると、その分、副業、勉強、趣味などプライベートなことに時間が充てられるようになります。
在宅勤務
テレワークということで、どこで働いても自由となります。自宅で働くことも出来ます。
特に、育児や介護などで家にいる状況でも、働くことができるメリットがあります。
周囲の目が気にならない
職場にいると、他の人からの相談事などで自分の仕事が中断されることが多いです。
一人で黙々と資料作成などに取り組む時には、不意に直接話しかけられることがないテレワークの働き方が有効です。
また、特にざわざわする環境が苦手な人や、後ろを通られただけで気になるような人の場合は、テレワークの働き方を取って、自分にあった静かな環境を選択できる方がよいと思います。
テレワークのデメリット
一方、テレワークのデメリットも指摘されております。
コミュニケーションの問題
テレワークになると、一人で黙々と働きやすい反面、コミュニケーションが対面よりもとりにくいことが指摘されています。
- チャットやメールなどの文字情報が中心となり、細かいニュアンスが対面で話をするより伝わりにくい。
- 相手からの反応がリアルタイムではわからないことがある。
- 必要に迫られた事務的な連絡が中心となり、特に雑談がしにくい。
相手の顔や姿が見えないと、コミュニケーションを取ることを躊躇してしまうことが多くなるように感じます。
サボりがちになる
テレワークになると、他の人の目が届かなくなります。
また、在宅で仕事をする場合、自宅はプライベートの場でもあるので、職場よりも趣味のものが多かったりして、目移りすることも考えられます。
その結果、注意が仕事以外のものに移り、サボりがちになるリスクがあります。
在宅で仕事をするにあたっては、通勤しているのと同じ生活リズム(身支度・朝食・外出など)を保つことや、できるだけ何もない部屋にこもって集中できるような環境を整えることが大事と言われています。
「これから仕事をする」というスイッチを入れることが重要といえます。
ダラダラ働く
テレワークだと職場から仕事を持ち出すことになるので、24時間仕事をすることが可能になってしまいます。
職場で仕事すると、退社することで、仕事を離れる状態を強制的に作ることが出来ます。また他者の目があることで、心配されたり、働き方を注意されることで、ダラダラ働く状態を矯正することが出来ます。
テレワークになってしまうと、こうした仕事から離れる環境を作りにくいため、ダラダラ働くことに陥りやすいと感じます。
まとめ ~dobbyがテレワークをしない理由~
以上で、労働者目線でテレワークのメリット、デメリットをまとめてみました。
それで、冒頭に書いた僕がテレワークに抵抗がある理由ですが、以下のとおりです。
- 育児や介護の必要がなく、家にいなければいけない理由がない。
- 職場に行くという行為で、生活リズムを保ち仕事をするスイッチを入れる事ができる。
- 家だと他者の目がないので、サボったりダラダラ働いたりしてしまう。(むしろ生産性が落ちる。)
一応、「人の目が気にならない」というメリットを感じるのですが、自律ということに対して不安感を感じるので、テレワークに抵抗があるということになります。
最近では職場でもテレワークの推奨がされます。
しかし、どのような働き方が向いているのか、きちんと考えて、自分の意見をもっておいたほうが、いいような気がします。「働き方を選択するのは自分自身」ということを念頭に置いて、判断いただければと思います。