発達障害の診断を受けたdobbyが「習慣化」の技術について書いていく記事となります。この記事では、「習慣化の倦怠期とその対応」について話していきます。
別記事で紹介しているホワイトボード作戦なのですが、最近見落としが多く、忘れ物が多くなりました。
最初はホワイトボードを毎日見ていましたが、1ヶ月ほど経ってみると注意してホワイトボードを見ないことが多くなり、忘れ物をちょくちょくするようになりました。そのため、「習慣化が定着したなぁ」と思っても、実は定着はしていないんだと感じています。習慣化の行動を定着させるため、考え方にもうひと工夫が必要だと感じましたので、それをかいていきます。
倦怠期は挫折のサイン
毎日の習慣化の行動に慣れてくると、どうしても行動することに飽きが出てきます。
次第に「何でこんなことをやっているんだろう。」と思うようになっています。
そう思うと、習慣化の行動は挫折します。
少し「忘れがちになったな。」「やらなくなったな。」と思ったら、挫折のサインが出ていると思ったほうがいいです。だからといって、やらなくなった自分を責めるのではなく、習慣化の行動を考える機会と思いましょう。
倦怠期の対策
本来の目的を思い出す
倦怠期に習慣化の行動をやらなくなる一番の理由は「本来の目的を忘れている。」です。
今回取り上げた例だと「ホワイトボード作戦」は「ホワイトボードを見る」ことが目的ではなく、「忘れ物をしない」ことが目的であり、「ホワイトボードを見る」ということはその手段です。要するに、手段と目的を取り違えているのです。
本来の目的と手段が入れ替わってしまうと、習慣化の行動が面倒くさくなってしまいます。習慣化の行動を目的とするのではなく、行動を習慣化した先に何を目指しているのかをもう一度思い返し、習慣化出来たらどんないいことがあるか想像してみると良いと思います。
倦怠期は必ず存在することを知る
心理学用語でプラトーというのがあります。
作業や学習の進歩が一時的に停滞し、練習曲線が伸びなやみ水平になる状態を指します。
習慣化の行動にも、プラトー現象があるのではないかと考えます。少しうまく行っても、定着せずに、やったりやらなかったりする状態があるのではと思います。
僕の例でいうと、僕は過去に2回15kgのダイエットに成功しています。
その経験で上記のようなプラトーの現象を知りました。
ダイエットのため運動や食事制限をしていると、最初の1ヶ月は面白いように体重が落ちます。ただ、その後体が運動や食事制限していることになれてしまうのか、なかなか体重が落ちない時期があります。
でも、めげずに続けていると、また面白いように体重が落ちていきました。
特に2回目のダイエットではプラトー現象があることを知っていたので、
自分のやっていることは間違っていないと感じ、運動や食事制限を続けることが苦もなく出来ていたと思います。
習慣化についても似たようなことが言えると思います。
習慣化の行動が定着するまでにも、プラトー現象があることを知ってもらえれば、少しぐらい出来なくても、自責の念にかられずに行動を定着させることが出来ます。
まとめ ~倦怠期でも成長している~
以上で習慣化の倦怠期の話をしました。習慣化の倦怠期の対策としては、
- 本来の目的を思い出す。
- プラトー現象を知り、少しぐらい忘れても気にしない。
ということになります。
それも踏まえて思ったことを書いていきます。
「自分を変えたい、良くしたい」という思いはあれど、習慣化の行動自体、今までしたことがないもので、面倒くさいものです。さらに言うと、人間は変化を嫌います。
その嫌いな変化に最初の一歩を踏み入れたのですから、それを評価しましょう。
そして、行動した時の気持ちを大事にしたほうがいいんじゃないかなと思います。
その気持ちを大事にすることで、習慣化の行動は定着します。目的は達成します。
そう思って、頑張りましょう。