復職

復職して半年

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 この記事では、dobbyが復職して半年を振り返っていきます。

 昨年9月に復職して半年が経ちました。淡々と日々が過ぎていって、気がついたら半年が過ぎているという感じです。

 といいつつ、職場のことについていろいろと思うことがあるので、それを取り上げていきます。

勤務時間

 この半年、ほとんど残業はしていません。上が僕に対して残業をさせないよう、業務量を調整しています。

むしろ残業すると「残業するほど仕事を与えていない」と怒られます。

 配慮はされているのはいいですし、残業しないこと自体は早く帰れるのでメリットは有るのですが、一方今後の負荷増を考えると「残業しなくていいのか?」という思いもあります。

 それと、4月から仕事が変わるということもあり、今の仕事も片付けておかないといけないので、どうかなと思うこともあります。

業務の無駄

 この半年は補助的な仕事だったり、周囲のサポート的な仕事をしていました。

 休職前から思っていたのですが、無駄なことが多いと感じます。復職してみて、余裕が出てきたことで、さらにその無駄を感じました。

振り返ってみると、休職前は目の前のことをこなさなければということから思考が停止していたのだと思います。

直面した業務の無駄
  • 自分が取れる情報に不整合があって裏とりで調べないといけない。
  • マニュアルがどこにあるかわからず、やり方を聞いて回る。
  • イレギュラーな稟議の様式が用意されておらず、後で事務処理の修正がいる。
  • 出なければならないが、「聞いているだけでいい」会議が多い。

 ただ、ここまで殊勝なことを言っていますが、その無駄をなくしたいかというと、尻込みします。人を巻き込んだり、システムを変えていかなければいけないので、それが面倒だったりするのです。

職場の人々

 以下の記事でも書いていますが、上からの受けはよくありません。

仕方なく生きている心理⑤ 〜部長の最後通牒〜  この記事では、部長の最後通牒というタイトルにしました。  先日部長と面談をしましたが、その内容がきついものであるので、自分の整...

 僕のモチベーションが上がらないことに対してイライラもしているし、「いつまで負荷が少ない状態で働くのか?」ということも感じます。

 一方、他の人と接していると上司との話とも違うような印象も受けます。
 仕事を手伝うと感謝もされますし、職場内での他の人との接し方にそこまで苦痛というかやりづらさは感じないです。

 いろいろと僕に対しては思うところもあるのでしょうが、それなりに受け入れてくれている感はします。

やりがい

 では、「自分の仕事に対するやりがいはどうなのか?」ということなのですが、正直、やりがいは感じません。 そのことは下記の記事でも書いています。

仕方なく生きている心理⑦ ~静かな退職~  この記事では「静かな退職」ということを取り上げます。  自分は「働かないおじさん」を自称しているくらい、仕事に熱意はありません...

 自分が仕事に対するモチベーションが上がっていないことについて、嫌気が差しています。

 組織にいる以上、「仕事を通じて他の人の役に立ちたい」と思うことはあります。困っていることや頼まれたことにたいしては、それなりに仕事をしています。

 ただ、仕事で評価を得たいとは思えません。評価されてしまうと、仕事の負担が増えてしまう印象があります。負担が増えることは自分が望んでいることではないです。

 職場で最近「あなたのパーパスはなんですか?」ということが言われます。
 パーパスについては、目的意識だったり、社会で実現したいことなどのWILL(意思)のようなものと思っています。

 でも、自分には「自分さえ良ければいい」「自分がいなくなったあとのことは関心がない」という考えしかありません。特に組織内のエンゲージメントを高めるパーパスが自分にはないです。

 結局、「実現したいことがあるから仕事をしている。」のではなく、「最低限の生活を確保するために仕事する。」という感じです。

 だから、淡々と最低限の仕事をやって、無難に過ごすことしか考えられないだろうと思います。

まとめ ~今のジレンマ~

 復職して半年のことを書いていきました。

 これから、さらに自分の働く意欲の低さから組織との軋轢は生じてくると思っています。

 部長に言われているのは「会社の風土改革が実現しても、それであなたがいやすくなることはないのだろう。」ということです。

 指摘の通りなんだろうなと思います。組織の目的にたいして無関心ですから。

 ただ、部長は「あなたはわかっていない」という見解のようなのですが、僕は「私はわかっているけど、やりたくない」ということです。結局一生懸命働く動機が自分にはありません。

 一方、復職者のグループミーティングの中でほかの参加者の方が言っていた、「御飯食べれて、楽しいことができていればいいのではないか。」という意見については僕は否定的です。

仕方なく生きている心理⑥ ~リワーク卒業者のグループミーティング~  この記事では、先日行われたリワーク卒業者によるグループミーティングに参加したときの話をしていきます。グループミーティングの様子につい...

 組織に所属して、そこから給料と言う形でメリットを得ている以上、仕事の形で返すことは必要だと思っています。その原動力はやっぱりやりがいだと思うのです。

 人から評価を受けることなく、組織と面従腹背の状態で、できるだけしがみつくというのが希望です。しかし、それも辛いのではないかとも思います。

 組織の側から「あなたは必要ない。」と言われて、退職勧奨をうけてしまったほうが楽なのではないかとも思っています。

 そう思っている以上「会社の風土改革が実現しても、それであなたがいやすくなることはないのだろう。」ということなのかと思います。

 それが復職して半年のdobbyのジレンマです。