メンタルヘルス

僕は何を回避したいのか? その② ~他者との関わり~

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 この記事は前回の記事の続きとなります。
 前の記事で、dobbyが回避したいライフイベントを書きましたが、この中で見えてきた、僕が回避したい他者との関わりについて書いていきます。

僕は何を回避したいのか? その① ~ライフイベント~  ここでは、発達障害、回避性パーソナリティ障害の特性があるdobbyが、人生を送る上で回避したいことについて、話していく日記になります...

 この記事の内容ですが、おそらく大多数の方は共感できないと思います。「こんなやつもいる。」と言うくらいの気構えで読んでいただければと思いますが、不快に思ったら、読むのを止めてしまっても構いません。 

 そして、少数の共感できる方(おそらく「仕方なく生きている」と感じる方)にとっては、具体例として参考になるのではないかと思います。該当する方には読んでいただきたい記事です。

 更に言うと、これから書くことの逆のことを行えば、幸せになったり、満ち足りた人生になると思います。

他者貢献

 まず、他者貢献について書いていきます。
 仕事のところでも書いてきたのですが、僕には他者貢献の意識はありません。
 もう少し噛み砕きますと、「自分が『他者貢献』を第一に思って行動することはない。」ということです。 

 自分のやりたいことを我慢してまで、他者に対して何かしてあげたいと思うことが気が進まないです。たとえ、行動しても、それが相手の迷惑になっていると知ったらすごく傷つきますし、罪悪感を感じます。そうなると何もしないほうがいいと思ってしまいます。 

 感謝されたり、褒められたりして自分が幸せになるよりも、何もしないで自分が幸せにもならない(その代わり不幸にならない)行動を選びます。 

 逆に「相手が『自分への貢献』を第一に思って行動されること」も嫌です。自分にとって受け入れがたいことでも、「僕のことを思って」という怨念がこもっているので、邪険に扱えません。

他者に対する責任感

 僕には責任感がありません。
 特に、「自分が放棄すると他者に悪影響を及ぼす責任」を背負わされることが嫌です。 

 結婚して家庭を設けること、子供を一人前に育てること、仕事を遂行していくこと、全てにおいて他者と連携しながら自分の役割をまっとうする責任が生じます。放棄すると、当然他者には悪影響が及びます。
 でも、自分がやりたくないことについて、この責任を背負わされることは嫌です。

 当然、この責任を放棄すると非難や批判にさらされます。
 しかしながら、いやいや負わされた責任を果たすのは辛いです。
 結局、非難や批判が怖くて仕方がなく、「与えられた責任のうち、最低限の範囲をこなすだけ果たす。」という感じです。

他者からの評価・期待感

 過去の行動を参考にし、他者貢献や責任を果たすだけの能力や態度が認められることで、他者からの評価は上がります。
 評価が上がることで、他者は自分に対してより高いレベルでの貢献や責任を求めます。

 しかしながら、他者貢献もしたくない、責任も背負いたくない僕は、他者からの評価や期待感が上がるのを怖がります。 そして、評価や期待感が高くなると、責任放棄をしてしまった時に、余計非難や批判が大きくなります。 

 今まで仕事で高い評価を得たこともありましたが、消極的な態度でやむを得ず仕事をした結果なので、自分が望むことではありません。

 仕事の成果をアピールしてほしいと上司から言われたこともありますが、仕事がしんどいと思う自分にとっては、アピールすると、更に高いレベルの仕事(=しんどいこと)が増え、損だとしか思えないです。

まとめ 

一番回避したいのは他者からの非難・批判

 以上、僕が他者との関わりで僕が回避したいことを書きました。 他者貢献・責任感・高い評価や期待感、これらを回避したい理由として共通するのが、他者からの非難・批判です。

 さらに突っ込んで言うと、他者からの非難・批判を避けるために、「自分は何もしたくないし、何かしてくれる期待もしてほしくない。」ということです。

回避の結果得られるもの

 しかしながら、他者貢献・責任感・高い評価や期待感を回避することは健全ではありません。そうした回避によって得られるものは、他者からの称賛でも賛同でもなく、他者の無関心だからです。 

 他者が自分に無関心になるとどうなるか?
 自分が他者に助けてほしいというお願いしても取りあってくれないことになります。
 さらにいうと、他者からの存在意義がなくなります。そのことで、自分でも存在意義を感じられなくなり、自己肯定感が低くなります。ひどくなるとメンタルヘルスの不調をきたします。 

 僕は他者貢献・責任感・高い評価や期待感を回避することで、職場での存在意義を失って メンタルヘルスの不調に陥り、休職に至りました。
 そして、休職に至って数ヶ月経った今でも、他者からの非難や批判を回避するために、他者貢献・責任感・高い評価や期待感を回避したいと思っています。それ故に復職しても再休職のリスクが高く、復職できません。 

 皆さんは僕のようになりたいでしょうか? 大抵の方はなりたくないですよね。
 それであれば、「他者貢献を心がける。」「他者に対する自分の行動に責任を持つ。」「他者からの評価を受け入れる。」そして「他者の非難・批判を受け入れる。」ことが必要です。 

 そして、他者が自分に無関心になっても、他者からの非難・批判を回避したいと思う方は、それも一つの決断だと思います。その決断を自分の責任で行い、他者が自分に無関心になっても、そのデメリットを受け入れてください。 決して他者の無関心な態度を非難しないでください。

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