メンタルヘルス全般

誹謗中傷

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 今回は誹謗中傷について僕の考えを書いていきます。

 先日タレントのryuchellさんがお亡くなりになりました。急死の経緯については、僕は知る由もありませんが、SNSでの誹謗中傷があり、それが一因ではないかと言われています。

 今回、上記の件もあり、誹謗中傷ということが多く取り上げられています。それについて以前から思うことがあったので、書いていきます。

誹謗中傷とは?

 まず、誹謗中傷についてですが、誹謗中傷とは?5つの具体例や批判との違い・どんな罪に問われるか解説 (best-legal.jp)によると、以下のとおりです。

「誹謗」とは、悪口、陰口、誹り(そしり)を意味します。
 そして「中傷」とは、根拠のないことで名誉を傷つけることを意味します。
 今日では、「いわれのない悪口」を意味して使用する場合が多いようです。

 そして、誹謗中傷の具体例としては、以下のものがあります。

誹謗中傷の具体例
  1. 真実でない犯罪歴
  2. 容姿や性格を罵倒
  3. 殺すぞ!などの脅し
  4. プライバシー権を侵害
  5. 販売する商品を悪く言う

誹謗中傷と批判との違い

 また、誹謗中傷と批判との違いですが、

・誹謗中傷:改善できないこと、心当たりのないこと受け手を一方的にぶつけ、
      反論の余地も与えない

・批判  :人の誤りや欠点の私的であり、受け手は改善や、反論の余地がある。

 ということになります。改善や反論の余地があるかどうかというのが大きな違いです。誹謗中傷は一方的な攻撃であり、改善するという意図はありません。

誹謗中傷に対するdobbyの考え

SNSの誹謗中傷で死ぬことは理解できない

 こう言っては身もふたもないのですが、SNSの誹謗中傷だけで死ぬということが自分には理解できないです。

 誹謗中傷にしても、面と向かってのものなら、「危害を与えられるのでは」という恐怖があります。特に、仕事上の関係など、常に接点がある人から誹謗中傷されるとかなりメンタルに来ます。

 ただ、SNSの誹謗中傷だけで、そこまでの脅威があるものなのだろうか、疑問です。別に文字だけで「死ね」とか「消えろ」とか言われても、影響がなければスルーです。

 相手も匿名で攻撃しているだけですし、それ以上攻撃されることは少ないと思います。

 もちろん、心当たりのないことを言われ、それが広まった結果、仕事や実生活などに影響が出るようなことを言われれば、それは大事です。弁護士などの相談者を頼って戦わないといけないと思います。言い換えれば、「やましいことがなければ戦ったら勝てる」ということです。

 いずれにしても、自分が正しいと思えば、誹謗中傷で死ぬようなことでもないと思うのです。

何か活動すると誹謗中傷があるのは当たり前

 自分の意見を表明をして、それを理解してもらおうとして活動していくと、どうしても反対意見が出ます。人間一人一人価値観は違うので、それは当然だと思います。

 その反対意見が強くなったり、嫌悪感が強くなって受け入れられない人がいると、意見に対する批判を通り越して、誹謗中傷する人も残念ながら出てきます。

 あと、誹謗中傷して相手が慌てふためくのを見て楽しむだけの愉快犯や、成功している人物に向かってただ妬むだけのメンヘラもいます。

 どちらにしても、自分のことしか考えていない人間です。広く活動すると、そういう価値観を持つ人間に出くわす可能性は高いということを理解したほうがいいと思います。

誹謗中傷をする自由と責任

 僕は別に誹謗中傷をすること自体は自由だと思っています。人を傷つけても構わないと思うのであれば、何したっていいと思います。

 ただ、誹謗中傷したことに対する責任も引き受ける覚悟が必要です。誹謗中傷した場合は、名誉毀損や侮辱、業務妨害罪などの刑事罰に問われることがあります。また、被害を受けた受けてから賠償責任を問われることもあります。

 以前、「自分さえ良ければいい」という記事で、「自分の言動で、自分の大事なものをすべて失っても構わない。」という覚悟が必要と書きました。 誹謗中傷をするときにも、その覚悟は必要です。

もし、誹謗中傷にあったら?

 まずは、誹謗中傷であっても、一旦は冷静にその存在を確認することが必要です。

 誹謗中傷と思っていても、実は単なる批判だったということもあります。誹謗中傷されているという被害者意識があると、誹謗中傷と批判の境界がわからなくなることもあります。

 本当に誹謗中傷されるいわれがないのか、自分は確実に悪くないのかそれは考えないといけないと思います。

 冷静に考えられなければ、人を頼っても良いのではないかと思います。被害の程度によっては弁護士などのプロを頼ってもいいと思います。

 冷静に考えて、自分に言われる筋合いがないことであれば、被害が少なければ無視をする、被害が及ぶようであれば法的措置も入れながら戦う。これ以外ないように思います。

まとめ ~死んだら誹謗中傷から「逃げた」~

 以上で誹謗中傷と批判について書いていきました。

 誹謗中傷を受けることは精神的につらいことだとは思うのですが、正しく誹謗中傷を扱えば相手の責任を問うことができるのに、それから逃げるように死を選ぶのは、自分にとっては「逃げた」としか思えません。

 もし自殺の原因が誹謗中傷だけだとしたら、僕は「誹謗中傷から逃げられてよかったね」と皮肉交じりに思います。

 ただ、ryuchellさんの場合、いろいろな要因が重なっていると思います。何らかのことで精神的なバランスが崩れてしまったかもしれません。 そういうことであれば、ご冥福をお祈りします。

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