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2022年を振り返る

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いよいよ2022年も終わりに近づいてきました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

この記事では僕の2022年を心理面で振り返ります。

ブログを始めた2月当初は休職中で先の見えない状態でした。そのあとリワークに通い始め、9月から復職しています。いろいろあった1年だと思いますが、よく考えたこと、振り返ってみます。

気づいたこと

 休職中に、自分のことを思い直したり、いろいろなメンタルの本、発達障害の本などを見たり、リワークで習ったりしたことを振り返って、気づいて復職後に生かしていることを書いていきます。

自分の行動は自分で選択したものであること

 振り返って、一番の気づき事項がこれです。

 自分の行動は、誰かに何かを強制されて行ったものではなく、自分で選択した結果だということです。

 一見してやりたくないなあと思うことでも、本当にやりたくないと思ったら、全力で拒否すればいいのです。

 やりたくないと思ったことを受け入れるということも、結局は自分が選択した行動です。自分で選択したということは、自分の意思が関わっています。自分の意思が関わっているということは、それに対する結果の責任も自分で受け入れるということです。

 そういうことを休職中に考えて、復職後も念頭に置くようになりました。

遠慮せずにヘルプを出すこと

 あとは、遠慮せずにヘルプを出すことだと思います。

 困りごと、苦手なことを一人で抱え込んでも何の解決にもなりません。特にチームで困りごとを抱えていると周囲に悪影響を与えてしまうので、「ヘルプを出して申し訳ない。」と思わず、積極的にヘルプを出したほうがいいと思うようになりました。

執着しないこと

 今まではあらゆることに執着しすぎて、自分が思う通りにならないとイライラして、ものや人に当たっていました。その結果、人間関係を始め、いろいろとトラブルを生じるようになったように思います。

 ただ、何かにあたっても別に結果は変わるわけでないし、余計なトラブルが生じることで更に自分が不利益になります。

 これらの根本の原因は、自分の理想や願望に執着してしまうことだと思います。

 自分が思う通りにならないことがあっても、「結果が出なくても仕方がない」と思って、「次にどうするか」と考えたほうがいいのではないかと思うようになりました。

変わらないこと

 上記の通り自分の考え方をアップデートしていった一方、変わらなかったところも色々とありました。

仕方なく生きているということ

 もともと、自分の人生で負荷をかけたくないということで、仕事はもとより家庭などのプライベートな面でも、やりたいことを持たなくなっていました。

 結果、「このために生きたい」と思えるほど大事なものがなく、「別に明日死んでも後悔しないよなぁ」と考えるようになりました。さらに言えば、「自分には生きている意味はないのでは」とも思うようになりました。

 だからといって、自ら命を絶つということは出来ません。

 負荷をかけて生きたくないけど、死ねないから「仕方なく生きている」ということになります。

 結局、生き続けるためには「ライフワークになるようなことを見つけないといけない。」「人間関係を大事にしないといけない。」などと、しなければいけないことが多いです。

 普通は「ライフワークになるようなことをやり続けたい。」「人間関係を大事にしたい。」という欲求になるようなことが自分にとっては義務になっているように感じます。

 義務に思ってしまうので、「そこまでめんどくさいことをしてまで生きていたくないな。」と思って、「できるだけ、何もしないで惰性で生きていければいいなぁ。」という願望があります。

自分自身を褒められないこと

 よく、メンタルを安定させるためには自分自身を褒めることが重要と言われます。休職中でも、いろいろな人からそのようなアドバイスを受けました。

 ちょっとしたことでも、出来たことを自分自身で褒めてあげることで、自己肯定感が上がり、自分を大切に考えられるようになる効果があります。

 でも、それがわかっていても、僕は自分自身を褒められません。

 自分を褒めようとすると、「そんな事できて当たり前。」と思って、気分が悪くなり、吐き気をもよおします。つまり、自分を褒める自分に対して嫌悪感をいだきます。

 この原因は正直自分でもよくわかっていないのですが、自分のことが嫌いで大事にしたくない心理が働いているように感じます。

まとめ ~結局はやりたいか、やりたくないか~

 ということでまとめになりました。

 自分の考え方をアップデートしていった一方、生きることにまだ前向きにはなれていないと思いますし、このまま変わらないのではとも思います。

 復職はしたものの、まだそこではゴールではなくて、まだ途上だと思うのも、こういうところに理由があります。

 まだ、将来のことは見えていないし、不安も大きいのが正直なところですが、いろいろな人の助けも借りながら、「仕方なく生きている」ことからの脱却、すなわち、明日も前向きに生きようと思えるものを見つけ、生きることを義務から欲求に変えていくことが、今後の課題なのかなと思います。

 最後に、休職から復職に至る過程の中で、いろいろな人の支えがありました。

 職場の人、医師やカウンセラー、障害者職業センターのスタッフや参加者、友人、そして身内。いろいろな方の支えがありました。

 そのおかげもあり復職出来ましたし、支えていただいた人には感謝です。

 2022年ももうすぐ終わります。みなさんも良いお年をお過ごしください。

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