この9月16日で復職して1年になりました。なんだかんだで休まずに会社に行くことができており「本当に会社を1年も休職していたのか?」と思うくらいなのですが、それでも無事1年間過ごすことができたので、振り返ります。
復職当初
復職初日
最初はものすごく不安だったことを覚えています。
「周囲は自分に対しどのように接するのか?」、そして「1年間も職場から離れてまともに仕事できるのか?」などと思っていました。
ただ、産業医の先生から「とにかく休まずに来ることを目標に」と言われたこともあり、まずは朝決まった時間に会社に出勤することを心がけ、それが続いている感じです。
仕事が少ない日々
仕事が変わるまでの半年は、復職したせいか、仕事はかなり制限されていました。そして、上司からも行動面でもいろいろと言われ(マイクロマネジメントの性質がある上司でした。)精神的には辛かったように思います。
仕事が与えられないことで、「僕っていらないのでは?」と思ったことが何度かあります。そう思うと、仕事にやる気がなかったように思います。
ただ、そういう自分を責めるだけで「自分は何もできない」とかネガティブに思ってしまうのはだめなので、少しでも自分にプラスになるようなことをやろうとはしてました。
仕事量が増えて
4月に部署が変わり、新しい仕事に取り組むことになりました。まあ、このままの状態ではだめということもあったのだと思います。それ以来、仕事量は増えました。
それまでの上司とそりが合わないこともあったのですが、今の上司はいろいろと働きやすい環境を作ってもらえるので助かっています。
新しい仕事に取り組む話
以前書いた「新しい仕事に取り組む」という記事で、自分の心がけを書きました。
- 自分は一番下っ端だと思うこと
- 社会人としての経験を活かすこと
- ミスをする欠点を強みにすること
- マニュアルを作ること
これは、今でもできているように思います。
上下の意識はせずに「自分が働きやすくなるために相手にどう接するか?」と考えることもできていますし、仕事で失敗しても、次に失敗の経験を活かすという考えに変わっていったように思います。
残業について
今月は仕事が忙しく、残業が45時間を超え、周りからも心配されることもありましたが、何とかなりました。
個人的には、社内ニートは辛かった話で書いた通り、何の仕事もなく定時で帰らされるよりも、精神的にはある程度残業しなければいけないぐらいの仕事量を与えられたほうがいいかもしれないですね。
ただ、8月にクイズ大会をした時は、残業があった上、家に帰ってもいろいろなクイズ大会のタスクをこなさなければならず、体力的にも精神的にも大変きつかったです。
だから、あまり根を詰めて働いてもいけないとも思いました。疲れたら休めです。
考え方の変化
僕の同期、同年代の大半は管理職についていて、大きな仕事をしています。ただ、自分は管理職への適性はないと思っていて、その立場になることが嫌でした。しかしながら、「管理職の立場につかないといけないのかな。。。」とも思っていました。
「なりたくない立場にならなければいけない。」ということも自分がメンタルヘルスの不調に至った一つの要因と思います。
それが休職したことで「管理職につかれることもないのかな」と思うことで、逆に開き直ったというか、不安から開放された感じはします。とりあえず、今は、与えられている仕事をまっとうすることしか考えていないです。
ただ、今後には不安は感じています。働いているうちは抱える不安ですが。
責任が重たくなったときのメンタルに不安が残ります。
自分一人だけでできること、自分の想像できる範囲のことの対応はうまくできると思うのですが、地位が高くなってしまうと、想像できないこと、初めてのことも多くなってきますし、いろいろな人の協力も得ないと解決できないことも多いので、そうなったときにうまく対応できるのかがすごく不安です。
まあ、将来のことはどうなるかわからないですし、わからないことを考えるのは時間の無駄なので、それは今は考えずに、与えられている仕事をまっとうするように思います。
まとめ ~働く気持ちが前向きになった理由~
復職して1年を振り返りました。仕事をしていくうちに、だいぶ気持ちが前向きになったように思います。とりあえず、今はメンタルの状態は良好です。
そもそも、僕は復職の理由は「お金のため、泣く泣く働く」であり、決して働きたいと思って復職したわけではないです。
上記記事で書いた通り、「働かずに寝て暮らしたい」というのが本音です。
でも、最終的に働くということを決めたのは自分自身です。
自分で働くと決めた以上、どんなことが起こっても自分の責任として捉え、今できることをする。それが気持ちが前向きになった最大の理由に思います。